株式会社ジョイパック
総務部 人事課 斉藤 茂生 氏
■P能検受験の理由・経緯
●現状確認のために受験を決断
当時の状況を振り返ると、マネージャーたちはモチベーションはあるものの、具体的な知識・スキルとして何から身
に付けるべきか分からないで悩んでいるようでした。教育担当としても、彼らが成長していくために何を伝えるべきな
のかを模索中で、教育の体系化に取り組んでいる段階でした。その過程で、何がどこまでできているのかを確認する
ために、P能検を取り入れました。
●網羅性、体系性に惹かれる
今まで受講した研修やテストはある分野に偏っているものが多く、物足りなさを感じていました。それらのものに対
して、P能検は自分自身が考えていたマネージャーの持つべき能力の範囲を賄えているように感じられたことがP能検
を選んだ理由と言えるでしょう。
■試験について
●当初予定より増え、受験者は72名に!
昨年の受験者数は72 名です。
当初は受験対象者をマネージャーに設定していました。それが膨らんでエリア長や本部営業関連部署にも受験しても
らうことになり、結果的に70 名を超えました。昨年は、私自身は運営サイドとして受験はしませんでした。次回の試
験は是非受験してみたいですね。
●マネージャーに指導していなかった分野も出題
受験前には、情報が無いままで望んでもらったこともあり、全般的には難しいという印象のようでした。これは、労働
基準法などP能検の試験範囲の一部が社内教育システムでは店長向けには指導されていなかったためだと思います。
■フィードバックについて
●点数、順位表がやる気に火を!
受験者には点数表・順位表を渡しました。自社の特性として、社員はモチベーションが高く、負けず嫌いなので、
点数や順位を手にすると、さらに向上心に火がついたように感じます。次回は、試験の範囲も認識しているので勉強
して受験する人が増えると思います。
●ボーナスへの反映も
P能検の知識は重要だと再認識できたので、次回のP能検は冬のボーナスに反映させたいと考えています。
今まで、パチンコ業界では、知識分野は軽視されがちでした。しかし、P能検を利用し、知識の必要性を徐々にメッセー
ジとして伝えたことによって、その重要性は理解されてきています。
我が社の社長からも、自ら学習することを推奨するような話が増えてきています。
■今後について
●業界全体での盛り上がりに期待
P能検は「業界品質向上。」をうたっている試験なのですから、パチンコ店ばかりではなく、メーカーや業界誌の方々
など、業界全体で盛り上がりを見せてほしいですね。また、業界誌でトップ10なども公表していただきたいです。
参考:株式会社ジョイパック |