■ ■インタビュー■ ■
■株式会社カクタ 10年受験
■トリックスターズ・アレア有限会社 06、07、08、09、10年受験
■巴商事株式会社 05、06、07、08、09、10年受験
■大山観光株式会社グループ 05、06、07、08、09、10年受験
■株式会社ボーダレスフィールド 07年受験
■株式会社つばめエイジェンシー 05年、06年、07年受験
■トリックスターズグループ スタートラクト株式会社 06年、07年受験
■株式会社ジョイパック06、07年受験
■株式会社善都 06年受験
■早稲田大学 理工学部 教授 大野 高裕 氏
■パチンコ店舗管理者実務能力検定試験の実施について
早稲田大学 理工学部 教授
大野 高裕氏
●P能検の与える影響
・この様な試験を受けることは受験者本人の成長に、大きなインパクトとなる。試験結果は、さらなる成長のために勉強を続けようという励みになることだろ
う。出題科目が明らかになっているので、これから何を勉強するべきなのかということも明確になる。
・また、経営者にとっては、試験結果がスタッフに対する処遇の目安になるかもしれない。スタッフのキャリアパスを描く際の基準としても役立つだろう。
・さらに、このような資格制度が整っていることで、その業界の経営がキチンとなされていることを社会的に示すことができる。前近代的な経営は、勘と経験と
度胸で行われていたと言われている。資格試験がある業界ならば、そのような前近代的な勘と経験と度胸での経営からは抜け出していると考えられる。理論に裏
打ちされた、合理的な経営がなされていると社会的には認められていくようになるのではないか。
●民間機関の検定の役割
・検定試験には、公的機関が実施することにより、その信頼性を保証されているものがある。しかし、往々にして、公的機関がこのような資格制度の整備に取り
掛かるのは、消費者や業界団体が必要に迫られた後だ。現在、私は公的試験の委員の仕事もしている。この公的試験では、どのようなことを認定すべきかという
ことについて、業界団体からの発言があってから公的機関が動きだす。その点で、まずは業界内の民間機関が、何が必要なのかを示したP能検は大いに意義があ
るものと言える。
●エンビズ総研の役割
・検定試験では、必要な知識、能力を評価する仕組みに偏りがなく、バランスの取れたものであることが重要だ。今回、P能検ではパチンコ業界における調査研
究を長年行っているエンタテインメントビジネス総合研究所が問題作成を行い、その豊かな知見が反映されていることと思う。
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